気温と湿度が上がり、
汗ばむ日が多くなる5月以降
体のニオイに加え、頭髪のニオイも
気になりだしますよね。
夜に風呂に入っても、
寝汗で体中ベトベトになるので
僕は、
朝出かける前にシャワーを浴びて
頭もしっかりシャンプーをしてました。
だいたい頭を洗って10時間くらいすると
なんかモアーっと
頭皮のニオイが気になり始めるのですが
自分で気づくくらいだから
他の人はもっと気づくだろうなーと思い
夜は2度洗い、朝は1度洗い
一日3回のシャンプーが日課でした。
しかし、頭皮や髪が臭くなるのは
汗をかいたり、汚れて臭くなってるのではなく
洗浄力の強いシャンプーでの洗いすぎ、
が原因になっています。
自分では清潔にしてたつもりでも、
洗いすぎが原因で臭くなるなんて
本末転倒な話ですよね(´Д` )
ショックすぎて受け入れられませんでしたが
調べていくと、なるほどなーと納得できたので
今回は、
- なぜシャンプーのしすぎで臭くなるのか
- 効果の高い”塩洗髪”やり方
を紹介していきます(^ ^)
頭皮が臭う3つの理由
①皮脂の酸化
洗浄力の強いシャンプーで頭を洗うと
頭皮がもともと必要とする皮脂まで
なくなってしまいます。
そうすると、頭皮は
「皮脂が足りない。もっと出せ」
と、いつもより多い量の皮脂を出します。
シャンプー後は慢性的な皮脂不足になり
そこに、大量の皮脂がドバドバ出るのです。
過剰に分泌した皮脂は、時間が経つと酸化し
ニオイを放ちはじめます。
“頭クサくなるから二度洗い”をしていると
永久にこのループから抜け出すことができません。
>>頭皮がかゆいのは当たり前?シャンプーの二度洗いがダメな理由
②ニオイ分子の蒸発
頭皮を保護する皮脂が少なくなるので
頭皮の水分が蒸発しやすくなります。
水分が蒸発するときに、ニオイの分子も
外に出てくるので、臭く感じます。
③雑菌の繁殖
シャンプーをすることで、
頭皮を守っている常在菌(いい菌)まで
流してしまうことになります。
常在菌がいることで、正常に保たれていますが
シャンプーをすることで
ノーガード状態になり、雑菌やカビが
頭皮で繁殖しやすくなってしまいます。
この雑菌やカビが、頭皮の皮脂を餌に繁殖し
ニオイやかゆみの原因になります。
抜け毛・薄毛の原因につながっていきます。
今日からできる!塩洗髪のやり方
①塩湯をつくる
洗面器に40度ほどのお湯を入れ、
大さじ4杯分の天然塩を溶かす。
②シャワーで汚れと皮脂を落とす
熱めのシャワーで、頭皮をもみ洗い。
2分以上かけてしっかりと。
③塩湯で頭皮マッサージ
塩湯を頭にかけて、地肌をマッサージ。
指を動かさず、頭皮を動かす感覚で。
④シャワーですすぎ
塩が残らないよう、シャワーですすぐ。
1分以上時間をかけて、じっくりと。
生え際・襟足は特に念入りにすすぐ。
塩洗髪は、余分な皮脂や垢を落としつつ
必要な常在菌を残すことができます。
塩洗髪にはイオンによる消臭効果があるので
嫌なニオイをゼロにしてくれます。
化学物質で作られた
“いい香り”はありませんが、イオンの力で
あの不快なニオイを中和してくれます。
塩洗髪に切り替えることで
出すぎている皮脂の量は次第に正常に戻りますが
いきなり分泌量が変わるわけではないので
一ヶ月ほど実践し、継続することが大切です。
二度洗い後の、あの“キュキュッと感”は
洗いすぎで、これからクサくなりますよ〜
というサインなので、
ぜひぜひ塩洗髪に切り替えてみましょう(^ ^)
コメントする