国民の3人に1人は持っているスマホ。
最近では子供もシルバー世代にも
持っている人が増えてるようですね。
スマホってやっぱり便利なので
仕事でもプライベートでも
ガンガン使う人が多いわけなんですが
便利さの代償はデカイ…
スマホの画面を長時間眺めることで
体調を崩す人も増えてるみたいです。
原因は“スマホ首”
例えば、イスに座ってスマホを操作している場合
スマホの画面に向かって頭が下がるワケですが
このとき首には約25kg以上の負荷が
かかり続けているそうです。
- 仕事の休憩時間にスマホ
- 電車やバスの移動時間にスマホ
- 家に返ってソファに座ってスマホ
座ってスマホの画面を眺めている時間は
一日の中でも結構多いと思います。
モデルのように背筋をぴーんと伸ばし
姿勢を正して首に負担をかからないように
スマホを操作できる人はいません(多分)。
座ったままスマホ画面を注視していれば
自然と首に負担がかかる姿勢になってしまいます。
この間、常に首には負荷がかかっているのです。
スマホ首が起こす6つの異常
①頭痛
②首こり
③肩こり
④腰痛
⑤腕の痺れ
⑥眼精疲労
スマホをよく扱う人で
これらの症状が複数当てはまる場合、
すでにスマホ首である可能性高いです。
この中で厄介なものは”眼精疲労”
慢性的に眼が疲れると
視力そのものが低下してしまいます。頭も痛くなるし。
たかが疲れ目ですが、されど疲れ目。
眼は一生モノなので、大切にケアしていきましょう。
また、スマホ首が悪化すると
フィジカルの異常だけでなく
メンタルにも影響が出てきます。
自律神経を乱し、体がだるくなったり
睡眠の質を落としたり、うつの症状にも繋がります。
ほぐすべき筋肉は胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
長時間、頭をもたげた姿勢をとることで
首に負担がかかるわけですが
むやみに首をマッサージしても
根本的なスマホ首の改善には繋がりません。
首のマッサージ=後ろを揉み揉み
というイメージがありますが、
スマホ首を解消するために、ほぐすべき筋肉は前。
首前部分にある胸鎖乳突筋という筋肉。
もちろん、首後ろの筋肉もカチカチに凝りますが
まずほぐすべき部分は胸鎖乳突筋なんです。
首の傾斜・回転運動の役割がメインですが
頭部と胴体を結ぶ大事な筋肉で、
この部分が凝って、血流が悪くなると
脳に運ばれる血液や酸素の量にも悪影響が出ます。
首の後ろは、伸びてカチカチに。
首の前は、縮んでカチカチ、というイメージです。
縮んで凝り固まった胸鎖乳突筋は
揉むよりも、伸ばす系のストレッチが効果的。
ストレッチといっても
イスに座ったままでも出来る強度の伸ばし方でOKです。
胸鎖乳突筋がほぐれることで
血流とともに上半身のリンパの流れも改善され
顔のこわばりも取れたりします。
目に疲れが溜まっている場合、
目の周りのほぐしに合わせて
胸鎖乳突筋も伸ばしてほぐしましょう。
まとめ
スマホ首を解消するには
首前部分の胸鎖乳突筋をほぐすこと。
(☓後ろではない)
頭痛がするときは、
“こめかみグリグリ”だけでなく
胸鎖乳突筋のストレッチもやろう。
休めとか運動しろとかの記事はよくあるけど
栄養をとれっていうのはないね
亜鉛とタウリンをとっていれば治りそうだけど